フリーランスの始め方-スタートアップガイド-

すべてが自己責任。フリーランスを始める上で覚悟すべきこと

フリーランスは自由ではない!

フリーランスになるということを、単に上司や会社のしがらみから離れて自由になることと考えているのであれば、独立後に、大変な思い違いだったと臍を噛むことになるでしょう。自由といえば聞こえが良いですが、全責任を負うといえば、その重さに気が付くかもしれません。

自由の幻想

バブル景気の崩壊を受けて、長引く不況の影響から、やむなく会社を早期退職したり、リストラに怯えながら会社勤めを続けたりというサラリーマンが増える結果となりました。それと前後して、IT産業の隆盛もあり、フリーランスになって自由に仕事をしようという幻想が広まるようになったのです。しかしサラリーマンを辞めるということは、生活保障も福利厚生も、すべてを捨てるということです。そこには夢想するだけでは気づかない、大きなリスクが潜んでいます。まず仕事を受注できなければ、そもそも1円の収入も得られません。また仕事を受注したとしても、実力がなければ買い叩かれてしまい、価格競争に巻き込まれて消耗するだけです。更に目先の仕事に囚われて、いつのまにか自分のキャリアをどのように思い描いていたのか、などといった理想は遥か先まで遠のいてしまい、気が付けば誰でも出来る仕事をいつまで受注できるかわからない不安一杯の状態で、日々を過ごす羽目になりかねません。

起業するということ

そもそもフリーランスになるということは、会社の後ろ盾を失って、自分の名前と自分の腕を信頼してくれるクライアントを探さなければならないのです。そこには当然のことながら熾烈な競争がありますし、中には閉鎖的な地域性から新規参入のハードルが高い場合もあります。サラリーマン時代には、上からの指示にただ従っているだけで良かったとしても、自ら考えて自ら行動し、どこに需要があって、どんなクライアントで、どのようなアピールが有効なのか、を地道に見つけ出さなければなりません。早期退職をして幸いにも退職金や貯蓄があり、またそれなりに名の通った企業に勤めて役職にもついていたために人脈もある、というような人の中には、自分の実力を勘違いしてしまう人もいます。そして友人知人から潤沢な資金を掻き集めながら、そもそもの事業が成り立たずにあっけなく進退窮まるという例もあるのです。

どこまで具体的に想像できるのか

それでも起業したい、あるいは自由に仕事をしたいと考えるのであれば、5W1Hで「いつ、どこで、だれが(だれと)、なにを、なぜ、どのように」という具体的なビジネスを思い浮かべることが出来るかどうか、試してみると良いでしょう。もちろん事業計画もビジョンもなく始めて成功した、というサクセスストーリーは巷に溢れています。しかしそうだからといって、真似をして痛い目に逢うのは自分なのです。

ページトップへ

Copyright © 2015 フリーランスの始め方-スタートアップガイド- All Rights Reserved.