フリーランスになると、自分自身で仕事をとってこなければなりません。フリーランスの悩みといえば、「仕事がとれない」ことと、「仕事量のバランス」です。フリーランスになる前に人脈やパイプをつくって仕事を受注できる環境を準備万端整えたつもりでも、仕事がとれないときはあるものです。かと思えば、一気に仕事が重なってお手上げ状態になり、せっかくの依頼を断らなければならないこともありえます。仕事の優先順位をつけ、自分自身でコントロールしていけるようになりましょう。
フリーランスの仕事の選び方
フリーランスという立場上、仕事を選ぶというのは贅沢だ、わがままだと考えている人が多いようですが、フリーランスだからこそ自分がやるべき仕事を選択することは重要です。仕事を選ぶ基準としては、単価が高い、楽しい、喜んでもらえる等様々なのものがありますが、その中でもその仕事で自分を成長させることができるかということをポイントにすると良いでしょう。ただお金をもらうだけではなく、次に活かすことができる知識やスキルを得るということが、最も重要視すべき基準です。自分の仕事の選択方法について、一度考え直してみてはいかがでしょうか。
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』を読もう
これからフリーランスになろうという方にぜひ一度読んでいただきたい本を一冊、紹介します。この本に書かれていることは、すでにフリーランスとして活動している方ならおそらく誰しもが実行していることかもしれません。ただ、これからフリーランスになるという方にとっては、あれこれ募る不安を解消したり、それと同時にある一定の覚悟のようなものができたり、心構えを見直すきっかけになる可能性があります。フリーランスになることを思いとどまる人もいるかもしれませんが、この本を読んだことでフリーランスになることを躊躇するとすれば、それはそれで賢い選択といえるでしょう。
フリーエンジニアの仕事獲得法
フリーエンジニアとして、クライアントを探す方法は様々です。すでに実力十分であって業界でも知られた存在であるならばもちろん、そうでなくても、これまでの実績を如何なくアピールするために、ブログやSNSなどを活用しましょう。またそれまでに培った人脈から、クライアントの紹介を受けることも少なくないでしょう。あるいは専門のエージェントに営業を任せてしまうことも可能です。その場合には自分がどのような仕事を希望するのか、よく担当者とコミュニケーションをとった上で、最終的な決断は自ら下すという姿勢を崩してはなりません。